イワオヌプリ登山キャンプ

五色温泉からニセコ・イワオヌプリ登山キャンプです。9/15に登って疲れるから一泊キャンプして翌日函館へ帰りました。
写真は五色温泉からの登山口。天国へ続く地獄の急階段。イワオヌプリは緩急斜面が交互にあるので体力のない私でも割りと苦痛を感じないで登れる山です。
 五色温泉駐車場に到着すると小雨。午後から晴れる予報なので様子見。
 12:30、晴れてきたので登山開始。五色温泉は標高765m、イワオヌプリは1116mなので350mほどの行程です。神社の少し上にあるボックスで登山届を記入して最初は急な階段を登ります。30分ほどで標高800m、少し傾斜が緩やかになってほっと一息。
木々の間を抜ける砂礫の道。
ツバメオモトの美しい青が目を引きます。マイズルソウの赤い実もたまに見かけました。シラタマノキの白い実もいたるところにありました。
 登山口から1時間ほどで最後の急登攀に入ります。白い砂礫が敷き詰められた広場にケルンがあって道は左右に別れます。どちらも山頂方向へ続いています。右が少し急で短いです。イワオヌプリはアイヌ語で硫黄の山を意味しますが実際、足元に沢山純度の高い美しい黄色の硫黄の結晶が落ちています。
これを30分登ってイワオヌプリ展望所。実はこれ頂上ではありません。写真は一緒に登った高校山岳部からの友人BUNくんです。
雲がかかって視界が悪く下山ルートを間違えました。一度、展望所に戻って視界が良くなったときに下山道らしき道を降り始めると山頂にかかる雲が晴れて青空が見えてきました。チャンスなのでもう一度展望所に戻ると周囲を見渡すことができました。


視界がひらけて気がつくといま下山ルートと思って降りていた道は山頂方向へ続いているようで、下山ルートは違うところにありました。岩だけで踏跡がはっきりしない山では岩にあるペンキの矢印標識やケルンを頼りに歩かないと視界が悪いときに道迷いをする危険があることを実感しました。地図には展望所から山頂への道は書かれていません。しっかりとオリエンテーリングできない場合は立ち入らないほうが良いかもしれません。

 下山は1時間くらい。途中でトレイルランニングの格好で登ってきた若者は山頂へ行ってから私達を追い抜いて降りていきました。は・速い。
五色温泉は少しだけ紅葉が始まってました。そのまま車で降りてニセコ曽我森林公園でキャンプです。 

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